09年 7月期ドラマ評

 2009-10-01
2009年7月期、夏ドラマ。今回もあくまで個人的観点による「勝手にエミー賞」を選んでみたいと思います。

まず今期私が観たのは以下の4本です。

月曜9時 「ブザー・ビート」
水曜10時 「赤鼻の先生」
木曜10時 「任侠ヘルパー」
日曜9時 「官僚たちの夏」


私的には、今期は相当の不作でした。やむをえない事情とはいえスタートが遅れたことで結局「救命病棟24時」は観ず、視聴数はここ5年ぐらいで最低記録と思われます。

でもとりあえず、「勝手にエミー賞」発表です。

ベスト・ドラマ 「任侠ヘルパー」
主演男優賞 草なぎ剛(「任侠ヘルパー」)
主演女優賞 黒木メイサ(「任侠ヘルパー」)
助演男優賞 加藤清四郎(「任侠ヘルパー」)
助演女優賞 夏川結衣(「任侠ヘルパー」)、貫地谷しほり(「ブザー・ビート)


あぁ、ともかく今回は「任侠ヘルパー」に尽きるようです。

<「任侠ヘルパー」>
「ヤクザ」と「ヘルパー」、というなんともミスマッチそうなものがどう融合するのかと思ったが、毎回一つ、何処か私たちが目をそむけている、介護が抱える難しい問題に光をあてる社会派の一面がありながら、任侠の「強きをくじき、弱きを守る」ストーリーで深刻になりすぎずに上手くエンターテイメントに仕上げられていたと思う。

「僕の生きる道」以降、連ドラの草なぎ作品は欠かさず観てきた。作品では、「スマスマ」などで観られる素の彼と程遠い役でも、役が似合って見えるのが不思議だ。今回もヤクザには見えないだろうと思ったが、結構それはそれでヤクザに見えた(映画本編は見ていないが「バラッド」の武士も、結構違和感ない様に見える)。ヤクザだけど、こういう人いいな、これが本当に強い男だな、なんて思ってしまった。やっぱり心根の部分が「いいひと」を演じさせると、彼に勝る人はいない。もうすっかり例の一件もなかったかのようだ。役者・草なぎのファンとして、あくまでお酒はほどほどにね。

さて、今回一応主演?女優としましたが、私が実力・人気共今後一番期待している女優黒木メイサの、新たな部分が観れたかなと(「めだか」の時から注目してます)。黒木メイサの一番の魅力はやっぱりあの目力。正直ドラマが始まる前、任侠なら草なぎくんより、メイサちゃんのほうが凄みありそう、と思った。どんな役でもあの目に意志の強さが感じられるわけだけど、今回はその強さがどちらかといえば表のほうで、弱気な部分、上手く伝えられない恋する部分がかわいらしくて、「弱さ」もうまく演じられるんだとわかりました。ますます今後が楽しみ。でも最近うわさになっているあの方は・・・。最近も以前一押しだった女優さんが、その方は・・・という人と結婚し、やっぱり離婚。しかも相手は逮捕されたということがあったので・・・。

それと夏川さん。このかたが出てくるからにはただじゃ終わらないと思ったけど、やっぱり。特にアルツハイマーになったとわかってからの演技はやっぱり上手いです。それからあの子役の清四郎くん。草なぎくんと子供のからみはなんかうまくいく。

結局最後、彦一のこの後は?て感じだったし、所長が最後に「タイヨウ」の封を取り払ってましたけど、スペシャルで帰ってくるってこともあるのかな。それだと楽しみです。

<その他>
「ブザー・ビート」はベタな話。ただのありふれたストーリーかと思いきや、でも「もう会わないなんていわないでよ」などの北川景子が、なんかかわいらしかった。そして笑いのつぼをしっかり押さえてくれる貫地谷さんに助演賞。それにしても、貫地谷さんは笑いも上手いけど、でも「風林火山」のミツのような、シリアスな演技の上手さがあるんだから、それを生かした役、ヒロインの役やってもらいたいな。いい役来ないかな。最後にCM女王のイメージを打ち崩す相武さんの演技、こういう女怖いなって。演技の幅を広げた?かな。

「官僚たちの夏」は重厚で演技派なドラマだったけど、エンターテイメントとして楽しむには重かったかな。「赤鼻の先生」も面白くなくはないけど、特筆すべきこともなし。

これらはあくまで私の個人的な感想です。けして特定の人物やドラマを批判するものではありません。ご了承ください。

今期は私的には「任侠ヘルパー」一本でしたが、10月期秋ドラマは期待できそうな感じ。楽しみです。


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