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 2011-04-21
もしあなたがミュージカル好きなら「Glee」を見るべきだ。
もしあなたが洋楽好きなら「Glee」を見るべきだ。
もしあなたが海外ドラマ好きなら「Glee」を見るべきだ。
そしてもしあなたがミュージカルも洋楽も海外ドラマも好きなら
「Glee」を絶対に見るべきだ。


4月からNHK BSプレミアムにて金曜10時から放映が始まったアメリカで大人気のドラマ「Glee」のファーストシーズン。私は3枚3000円で売られていたDVDのVol.1ですっかりはまり、DVDボックスを買ってしまいました。

ということで今回はこの「Glee」をフューチャーしようと思います。

まずはドラマのタイトルにもなっている「グリー」とは何か?
グリーとはショー・クワイアともいわれ、「クワイア=合唱」ではあるが、裏声で歌ういわゆる合唱ではない。カラオケと同じごくごく普通の歌い方で、「ショー」とついているように団体で歌って踊る、まさに「見せる合唱」。歌のジャンルもポップスからディスコ、ラップ、ミュージカルナンバーまでと幅広い。

ドラマ「Glee」の舞台となるのはアメリカの田舎のとある高校。高校教師のウィルはかつて自分が生徒だったころに全国優勝を果たしたものの、今や生徒たちのヒエラルキーで最下層に位置付けられるようになってしまったグリークラブの再建を目指す。

ストーリーは典型的な青春学園ドラマ。グリークラブを軸にクラブの生徒たちとウィルをはじめとする教師陣が織りなす友情、恋愛、そしてゴタゴタ・・・。
ただし!それがグリークラブの練習曲はもちろん、ドラマの登場人物の心情もミュージカルのように「歌って、踊る」で表現されている、ミュージカル・ドラマというべき新しいドラマ、それが「Glee」なのです!!

全編が60年代から現代までのポップスとミュージカルの名曲の数々で彩られたこのドラマの魅力を2つだけ挙げるとすれば、「歌って、踊る」そのパフォーマンスのレベルの高さと、通常はマイノリティと呼ばれるような一癖も二癖もある登場人物たち。

とにかく登場人物はみんな歌います!
回を追うごとにあの人も、この人も歌うの!踊るの!というぐらい、意外な役の人まで歌い出すし、みんなうまいです。そしてキャストにはブロードウェーの舞台に立っている人もいるので歌のレベルは間違いなく折り紙つきです。歌って踊るミュージカル仕立てのドラマというと、「ハイスクール・ミュージカル」を思い浮かべる人もいるかと思いますが、声がイイねとかいうレベルではなく、声量、声域の広さ、歌詞の表現力がどうというレベルだし、ダンスもオスカーの授賞式で目にするショーに引けを取らないレベルなので、ドラマというレベルじゃなくて本物のショーですね。ホントに。

そして登場人物もグリーのオリジナルメンバーは、親がゲイカップルのちょっと鼻につく女性リードボーカル レイチェル、ゲイのカート、黒人のおデブちゃんメルセデス、アジア系で吃音のティナ、車いすのアーティ。さらにウィルの同僚教師は潔癖症のエマに、差別発言もなんのそののチアの鬼コーチ スー、日系(という設定)の体育教師ケン、インド系の校長などなど・・。いわゆるマイノリティとよばれる人々が主役に躍り出ているのがこのドラマ。しかも彼らはありのままの自分、その「癖」や「ハンディ」を自分の武器にさえしようとする前向きさがある。
でもやっぱりマイノリティだったり、ハンディがあるからいろいろかかえていることもある。だからいつもは面白くて、楽しいドラマだけれど時々ホロっとくるようなエピソードや展開もある。それがまたこのドラマの魅力。マイノリティが主役だからマイノリティへの優しいまなざしがあふれている。

ここまでドラマ「Glee」の魅力を語ってきたが、NHK BSプレミアムでの放送は第2話まで終了。
第1話でグリークラブは前述の5人のメンバーに、やたらとデカイが人気者のアメフト・クオーターバック フィンをレイチェルの相手役として迎え新生グリーとして始動。各メンバーの紹介も兼ねたオーディションシーンの歌唱、特に「レ・ミゼラブル」の「On My Own」を歌ったレイチェルと「シカゴ」の「ミスター・セロファン」を歌ったカートもよかったですが、やっぱりラストの「Don't Stop Belivi'n」のパフォーマンスが素晴らしかったですね。これで私ははまりました。これをみると、メンバーはみんな歌が上手いですが、やはりレイチェル役のリー・ミッシェルは声にパワーとパンチ、張り、伸びがあって、彼女がクラブの歌唱の核になっていることがわかります。ちなみにアーティはベース、フィンはドラムも演奏できます。

ちなみに
*リー・ミッシェルは子供の時から「レ・ミゼラブル」などに出演し、トニー賞を受賞したブロードウェーミュージカル「春のめざめ」(日本では劇団四季で上演されている)のオリジナルの主演(ベンドラ役)を務めた。

*フィン役のコーリー・モンテスは「カイルXY」に出演しているのを見かけました。

そして第2話では全校生徒の前で過激なパフォーマンスを見せた新生グリー。レイチェルの存在に危機感を覚えるフィンの恋人、チアのクインがグリーを目障りに感じるスーの密命も受け、チア仲間のサマンサ、ブリトニーと共に入部したのでした。2話はポップス歌手っぱい甘い歌声を披露したクインと切れのいいダンスとコーラスのブリトニーが目を引いた「I Say a Little Prayer」もよかったですが、クインに「Don't Stop Belivi'n」のソロもフィンも奪われたレイチェルがラストに歌う「Take a Bow」が最高です。この曲は知らなかったのだけど、リー・ミッシェルのシンガーとしての実力の高さを感じると共に、ストーリーにあった選曲でよかった。

ということで、今後も「Glee」の放映にあわせて感想なんかを書いていこうかなと思ってます(1話ごとにというのは難しいと思いますが)。それでは意外な人物まで歌い、踊りだす第3話、皆様お楽しみに。
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